横向き寝で期待できる良い効果は?

 

睡眠時の寝る姿勢は、体調の不具合の原因になったり、腰痛・膝の痛みなどの身体の不調の原因にもなります。

 

寝る姿勢には様々なものがありますが、中でも横向き寝は、仰向けやうつ伏せの姿勢と違って舌の落下が起きにくいため、睡眠時無呼吸症候群の方や、妊娠中の方に最も適した姿勢です。
東洋医学では横向きで寝ることが睡眠時の正しい姿勢であるとされており、最も身体に負担がかからない姿勢だと伝えられています

 

東洋医学では、横向きで寝ることは消化吸収に良く、呼吸が整い、同時に全身がリラックスできるため大脳や心臓・肺・胃腸・筋肉・骨格に至るまで、全身の様々な器官が休息し、酸素が供給される寝方だとされています。

 

また、腰痛対策としても効果が期待でき、最も腰に負担がかからない寝方として挙げられています。

 

その他の横向き寝のメリットとして、右半身を下にして寝た場合、腸は左側に多く集中してくれるため、腸の働きが良くなることが挙げられます。
そのため、消化器系の疾患や不調を抱えている人などは、左向きで寝ると楽になります。

 

また、心臓がある左半身を下にして寝ることで、全身の血液が心臓に戻りやすくなるため、貧血体質の人は右向きで寝ることがお勧めです。

横向きで寝る際に注意したいこと


上記のように、メリットが多い横向き寝ですが、注意点もいくつかあります。
右向き・左向きで寝ることは、胃腸や心臓などの臓器に負担をかけない寝方として最適ですが、顔のたるみやしわの原因になることもあります。
これは、下になった方の頬がつぶされることによってしわが寄った状態になり、この状態が寝ている間中続くことによって起こります。

 

また、肩関節に重心がかかるため、上腕が肩関節内に入り込み、肩こりや首こり、肩関節の痛み(プロテオグリカン)などの原因となる場合もあります。

 

さらに、寝る姿勢が毎日同じ姿勢になることで身体を支える骨盤が徐々に歪んできます
仰向けなどではそれほど影響は出ませんが、右向き・左向きで寝ている場合、左右非対称の寝方となってるため確実に身体の骨は歪んできます。

 

骨や骨盤が歪むと、新陳代謝の低下や血液・リンパの流れの悪化などが起こりむくみやたるみが起こってしまうので注意が必要です。
横を向いて寝る際には、うつむき気味に寝ることで首が圧迫されずに済むため、できるかぎりうつむき気味で寝るようにしましょう。

 

以上のようなデメリットを避けるためには、できるだけ長期間同じ方向を向いて寝るのを避け、「今日は右向き、明日は左向き」、と意識的に寝る姿勢をかえることが重要です。